カップボードの選び方
2026/07/03
注文住宅でキッチンを考えるとき、意外と大事なのが「カップボードのサイズ」です。
カップボードは、食器や調理器具、電子レンジや炊飯器などを収納する場所。
毎日使う場所だからこそ、サイズが合っていないと「思ったより収納が足りない」「通路が狭くて使いにくい」「家電を置いたら作業スペースがなくなった」など、暮らし始めてから後悔につながることもあります。
注文住宅では、キッチンの広さや間取りに合わせて、カップボードのサイズや形を自由に考えやすいのが大きな魅力です。
今回は、後悔しないカップボード選びのために、サイズを決めるときのポイントをわかりやすくご紹介します。
目次
カップボードのサイズはなぜ大切?
カップボードは、ただ食器をしまうための収納ではありません。
毎日の家事のしやすさや、キッチン全体の使いやすさに大きく関わる場所です。
たとえば、カップボードが大きすぎるとキッチンに圧迫感が出たり、通路が狭くなって動きにくくなったりします。
反対に小さすぎると、食器や家電が入りきらず、結果的にキッチンまわりが散らかりやすくなってしまいます。
大切なのは、キッチンの広さに対して「ちょうどいいサイズ」を選ぶこと。
見た目のバランスはもちろん、毎日の動きやすさ、収納したいものの量まで考えて決めることがポイントです。
まずは設置スペースを確認しましょう
カップボードを決めるときは、まず設置する場所の幅・奥行き・高さを確認しましょう。
一般的には、カップボードの奥行きは45cm前後のものが多く、家電収納をしっかり確保したい場合は、もう少し奥行きのあるタイプを選ぶこともあります。
また、キッチン本体とカップボードの間には、通路幅も必要です。
目安としては、最低でも90cmほどあると動きやすくなります。
引き出しを開けたり、人がすれ違ったりすることを考えると、ただ置けるかどうかではなく「使うときに窮屈ではないか」をイメージすることが大切です。
幅は収納量とキッチンの広さで考える
カップボードの幅は、90cm〜180cm程度を選ばれることも多いですが、キッチンの広さや家族構成によって必要なサイズは変わります。
食器が多いご家庭、調理器具をたくさん使うご家庭、電子レンジ・炊飯器・トースターなど家電をまとめて置きたいご家庭では、ある程度の幅が必要になります。
一方で、キッチン空間に対して大きすぎるカップボードを入れてしまうと、見た目が重たくなったり、動線が悪くなったりすることもあります。
「収納力を増やしたい」という気持ちだけで決めるのではなく、キッチン全体のバランスを見ながら選ぶことが大切です。
高さは“使いやすさ”を意識して
カップボードは高さも重要です。
天井近くまで収納をつくると、収納量はしっかり確保できます。
ただし、高い位置の収納は手が届きにくく、日常的に使うものを入れるには少し不便な場合もあります。
よく使う食器や家電は、手の届きやすい位置に。
たまに使うものや季節物は、上の収納へ。
このように、収納するものの使用頻度に合わせて配置を考えると、毎日の家事がぐっとラクになります。
また、ご家族の身長に合わせて使いやすい高さを考えることも大切です。
注文住宅なら、使う人に合わせて細かく計画しやすいので、暮らしに合った収納をつくりやすくなります。
家電を置くスペースも忘れずに
カップボードを考えるときに忘れがちなのが、家電の置き場所です。
電子レンジ、炊飯器、トースター、コーヒーメーカーなど、キッチンには意外と多くの家電があります。
「食器は入るけど、家電を置く場所が足りなかった」ということにならないように、今使っている家電や、将来置きたい家電もあわせて考えておきましょう。
特に炊飯器やポットなどは、蒸気が出るため置き場所にも注意が必要です。
コンセントの位置も関係してくるので、設計段階でしっかり相談しておくと安心です。
扉や引き出しの開き方もチェック
カップボードは、サイズだけでなく扉や引き出しの開き方も大切です。
引き出しタイプは奥のものまで取り出しやすく、収納量も見やすいのがメリットです。
ただし、引き出しを開けるためのスペースが必要になります。
開き扉の場合も、扉を開けたときに人の動きやキッチン本体に干渉しないかを確認しておきましょう。
スペースが限られている場合は、引き戸タイプを検討するのもひとつの方法です。
毎日使う場所だからこそ、実際に料理をしている場面や片付けをしている場面を想像しながら選ぶことが大切です。
まとめ
カップボードのサイズ選びは、キッチンの使いやすさを大きく左右する大切なポイントです。
収納力をしっかり確保することも大切ですが、それだけではなく、通路の広さや家電の置き場所、扉の開けやすさ、毎日の家事動線まで考えて決めることが大切です。
注文住宅なら、ご家族の暮らし方に合わせてカップボードのサイズや収納計画を考えることができます。
「どれくらい収納が必要か」
「どんな家電を置きたいか」
「毎日どんな動きでキッチンを使うか」
そういった暮らしのイメージを大切にしながら、自分たちに合ったカップボードを選びましょう。
毎日使うキッチンだからこそ、見た目も使いやすさも満足できる空間にしておくと、暮らしの心地よさがぐっと変わります。


